黙読ができない

教育

おはようございます♪

今日は「発達レベル」についてお話します。

発達レベルとは

レディネスって聞いたことありますか?学校では、新しい単元に入る前に「レディネスチェック」をすることがあります。これは、本人がどの程度まで理解をしているか、到達度のことです。たとえば、数字が読めない、書けない、意味が分かっていない状態の子に「足し算」を教えても無理があるわけです。その子がどこまで知識を持っているか、を知っておくことは、学習単元における目標を決める際にとても重要なことです。

考えるために必要なこと

考えるために必要なことって何ですか?そもそも考えるって、どうやっていますか?

かけ算の答えを考えるとき、図をかいたり、足し算をしたりして求めますよね。それって、知識がないとできません。数字が書けないとできません。

そして「言語」を使って考えますよね。”あ、きょうは あめ だから かさが ひつようだな”と。まさに、考えるために必要な知識や言語を使っています。

黙読できるのいつ?

タイトルに書きましたが、一体『黙読ができる』のって、いつなんでしょうか。どの発達レベルなんでしょうか。

それは、ズバリ、、、中学年くらいからです。中学生ではありません。中学年です。3年生、4年生あたりです。もしかしたら、もっと早い段階で黙読できる子もいるかもしれませんが、学校の様子を見ていても、ボソボソと声を出しながら読む子はいます。でもこれ、発達段階の途中で、とっても大切なんです!なので、「静かに読むよ!」なーんて言わないで見守ってくださいね。兄弟でも違います。同じように育てても違います。発達のスピードは人それぞれなんです。周りと比べないことが大切ですね。ただ、学校となると、、、「静かにして!」ってなってしまいます。休み時間や国語の音読場面ならOKですが。あ、そうそう、算数の問題なんかも、みんなで必ず音読しますよね。これも考え方が同じです👍黙読では算数の問題が解けない子が、音読して読んであげたら正解できた!なーんてこともあるのです。算数がわからないのか、黙読で意味が理解できていなかったのか、そんな「発達レベル」をきちんと見てあげることが「個々のニーズに応える支援」には必要です。

何回言ったらわかるのー?

よくあるやつですね😅私も自分の子に言ってしまったことあります。でもこれって、特別支援を学ぶうちに、間違っていたことが分かりました。結論「何回言ってもダメです!」え????って思われたそこのあなた!!!わかります。じゃあどうすればいいのか。そう!今日のテーマ【発達レベル】を思い出してください。厳しいことを言います。その言い方・やり方では通じません。もっと本人にあうレベルまで目標をさげる必要があります。大人が考えるより、さらに小さな小さな1ミリでもいいんです。そんなスモールステップを考えてあげてください(*^-^*)適切な目標を提示してみてください。少しずつでいいんです。焦りは禁物🙅ながーーーい目で見てあげてください。黙読に関して言うなら「だいたいさ、黙読できなくても困らないよ♪大丈夫さ♪」それくらい大らかに見てあげてください☺ちなみに私は音読すると声を出す方に注意が向いてしまうので、黙読の方がいいです。大人も一緒です。人それぞれ♪人と比べることは、それでプラスになるならいいですが、苦しくなるくらいならやめましょう♡

まとめ

あまり「読みの発達段階」の細かいことまで触れることができませんでした。また、希望があれば書きますね~♪リクエストや感想、ご相談いつでもどうぞ(*^-^*)少しずつになりますが、お答えしていきます♪

要は①新しいことを始める前に、それを学ぶ下準備ができているか。基礎知識があるかを確認する。②その子にあったスモールステップで目標を立てて取り組む。そして、一番大事なこと!それは

誰かと比べないこと

です。

それでは今日も一日、スマイルで☺

最後までお読みいただき、ありがとうございました♡ くま

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